
かわいらしい表紙の教材ですが、中身はしっかりしています。
読解と記述に絞ったテキストです。
5級あたりから、中学入試レベルの問題も出題されています。
◆読解力をつけるとは?
「国語の問題は答えがいくつもある」 とおっしゃる方も
いらっしゃるかもしれませんが、基本的には答えは1つです。
そうでなければテストで 〇 × をつけられませんよね。
〇 × がつけられないテストはできません。
それでは、何を基準に 〇×をつけていくのでしょう。
それは 「筆者の言いたいこと」 です。
つまり、「筆者の言いたいこと」を読み取ることができれば、
〇をもらえる可能性が高くなるのです。
読解力をつけるということは
「筆者の言いたいこと を 読みとること」
と言えるのです。
◆読解力を育てる一番の方法
読解力を育てる一番の方法は 「あらすじまとめ・要約」 だ
といわれています。
「筆者の言いたこと」を考え、探しながら文章を読み、
文章を短くまとめていくのです。
(国語が苦手な子は自分の考えを優先して読む)
筆者の言いたいことを考え、短くまとめられた要約は
「筆者の言いたいこと」 そのものになるはずです。
それがわかってから問題を解くと
面白いくらいに正解が増えていきます。
それはそうですよね。
筆者の言いたいことを中心に
テスト問題は作られるのですから。
◆GT国語とあらすじまとめ
GT国語は10級から1級までの進級式の教材です。
初級である10級・9級から あらすじまとめ につながる勉強が
盛り込まれています。
最初から いきなり「あらすじまとめ」は難しいですよね。
だから、初級には あらすじ文の穴埋め問題があったりします。
また、それに慣れてくると、
あらすじまとめに絶対に必要になるキーワードだけが与えられ
そのキーワードをもとにあらすじ文を作成する問題が出てきます。
そして、徐々に字数制限が付け足され、
端的にしっかりあらすじを読み込む能力を育てていきます。
このように、下級からしっかり読解力を育てる仕組みが取り入れ、
徐々に難しい問題の要約に進んでいきます。
これぞ、読解力を育てる教材!
上級では 中学入試や高校入試問題レベルのものに取り組みます。
かわいい表紙の教材ですが、中身の濃い、すばらしい教材なのです。
どんなお子様でも、無理なく、読解力を育てられるように
作られたすぐれた教材です。
この教材を授業形式の塾でやってはいけません。
自分で考えないですから、読解力は育ちません。
授業をやっている先生は考えて読んでいるでしょうけど。

8級 問題例
短い問題文を さらに短くまとめた要約文の穴埋め問題があります。
◆到達目標
問題レベルは 小1レベルから中学受験・高校受験レベルまであります。
すべて 読解力・記述力を育てるための良問ばかりです。
国語の成績が伸び悩んでいた中学受験生が
3か月で偏差値が10も上がったことがあります。
(6級から4級使用)
中学受験で良い成績をとりたい方は
小2あたりからはじめて、小4までに4級以上修了を目標にしましょう。
高校受験で良い成績をとりたい方は
小3からはじめて、小学校卒業までに3級以上修了をめざしましょう。
小学校卒業時に中学生相応の力をつけたい方は
小4・5からはじめて、6級以上修了をめざしましょう。
部活と勉強を両立するのに必要な国語力が育つはずです。
◆読解力がお子様の学力を左右します
子供たちはこれから 日本語を使って各科目の勉強をし続けます。
つまり、国語はすべての科目の基礎です。
小学校のうちに、きちんとした読解力を育てませんか?
中学・高校と進学するにつれ、勉強が高度になればなるほど、
自分で考え、理解していく勉強が増えるため、
日本語力・読解力がさらに重要になります。
読解力が乏しい子は進級につれ、
自分一人で学び続けることが困難になります。
誰かの助けがないと勉強できない子になってしまうのです。
学び続けることができる子に育てるためにも、
小学生のうちの読解力育成が大切です。